tri-navi Rの使い方

tri-navi Rでできること

tri-navi Rで実現したかったことは次の2つです。

  • 大会前・大会中・大会後の各場面で役立つツールを提供する
  • 大会に関するさまざまなデータをわかりやすく見せる

そのために現在実装している機能は以下の8つになります。

  1. 大会検索
  2. 大会会場の位置情報
  3. コース・高低差情報(データがある大会のみ)
  4. 任意に場所から大会会場までのルート検索
  5. 会場周辺の宿泊施設検索(楽天トラベルを利用)
  6. 会場周辺の各種施設検索(Google検索を利用)
  7. ゴールや任意の地点への到達タイムの計算
  8. リザルトの分析

以下では各機能の使い方や仕様を説明します。

0.推奨環境

対応ブラウザ
Safari、Chrome、firefoxのそれぞれ最新版+2つ前のバージョンまで
※IEには対応していません。

ほとんどの機能はスマホ、タブレット、PCで使えますが、リザルト解析や高低差などグラフ表示の部分はPCでないと利用できな機能(タッチパネル操作に対応していない機能)があります。
また、情報量が多いので小さい画面では厳しいとお考えください。じっくり見たい場合はPCまたはタブレットを強くオススメします。

1.大会検索機能

トップページの機能です。
デフォルトでは大会が登録されている最新の年に開催される大会が全てマップに表示されます。マップのサイドバーには大会がリスト表示されスクロールして見ることができます。

左(スマホでは下)にある検索バーのボタンをクリックすることで絞り込むことができます。距離や開催月、場所などで絞り込むことができ、ボタンを押すと瞬時にマップと大会リストに反映されます。

マップのマーカーをクリックすると情報ウインドウが開きます。大会の情報(要項やコースマップなど)をみる場合は「大会情報」をリザルトを見る場合は「リザルト」ボタンをクリックしてください。

※注意
大会の要項が登録されていない大会は表示されません。もし、出たい大会が表示されていない場合、年度を切り替えると過去のデータは見ることができます。

2.大会会場の位置情報

各大会のページではマップに受付会場・スタート位置・ゴール位置が表示されます。

これは大会要項から調べたデータですが、大会の都合で変更になっている場合があります。あくまで参考程度と考え、公式サイトの情報を確認することを忘れないでください。

また、もし間違いがある場合は問合せフォームまたはfacebookページから連絡していただけると助かります。

3.大会コース・高低差情報

ルートラボ、Ride with GPSといったルート作成サイトで作成したコースデータを表示します。コース作成に当たり参照しているソースは概ね次の4つです。

  • 大会公式サイトの情報
  • stravaで実際にレースに参加した方のデータ
  • ルートラボに登録されているコース
  • 実際のGPSデータ

これらを組み合わせてコースデータを作っていますが、折り返し地点やスタート・ゴール・トランジット付近の状況はわからない大会も多く、推定の箇所が多々あります。あくまでもコースの雰囲気を知るためのものだとお考えください。

GPSの高度データがない大会(ほとんどの大会です)ではルートラボ、もしくはRide with GPS から高度データを取得しています。しかし正直なところ精度はかなり悪いです。特に山を削って道をつくったところは道を作る前の地形データから高度を取得しているケースが多々あり、本来のコースより遙かにアップダウンがあるコースになることがあります。

明らかにおかしい部分は手直しを入れていますが、すべてをフォローはできていません。高低差に関してそのあたりを注意して見るようにしてください。

もし大会のGPSデータを持ってる方がいれば、データを提供していただけると嬉しいです。

4.ルート検索

Google Map APIを利用してルート検索を行います。目的地は、受付会場・スタート位置・ゴール位置の3つから選ぶことができ、自宅や宿泊先から会場までの距離や必要な時間を簡単に調べることができます。

出発地点のキーワードは住所でも施設名でもどちらもでOKです。検索結果は数通り表示されることもありますが、それは一覧をクリックすることで切り替えることができます。マップ横のサイドバーには詳細ルートも表示されます。

現状では経由地を設定できないのでたまに変なルートを案内することがあります。さらに詳しくルートを調べたい場合は、Googleマップに直接アクセスしてルート検索することをオススメします。

5.宿泊検索

会場周辺の宿泊施設を検索することができます。受付会場・スタート位置・ゴール位置の3地点から半径を指定して絞り込むことができます。

検索には楽天トラベルAPIの情報を利用しているので、楽天トラベルに登録していない宿は表示されません。またAPIの制限で半径3km以上の宿は検索できません。

離れた場所の宿泊施設を検索したい場合や、まったく宿が表示されない場合は、次に紹介する「施設検索」を使って検索してみてください。

実際に実装して思ったのですが、観光地以外では楽天トラベルに登録されていない宿も多く情報不足感が拭えません。じゃらんなどの他の旅行サイトの情報も引っぱってこれるようにできればよいのですがそれは今後の課題です。現状では施設検索で調べてもらった方がよい結果が期待できそうです・・・(苦笑)

6.施設検索

Google Place検索を使って指定した場所の周辺の施設を検索します。コンビニやガススタなど(私が)レース前の準備で知りたいキーワードは選択するだけで検索できます。任意のキーワードで検索する場合は、「任意のキーワード」にチェックを入れて、キーワードを入力してください。検索半径も指定できますが、精度は参考程度です。

マップ上のマーカかサイドバーをクリックすると詳細が表示されます。「Google検索」をクリックするとその施設のGoogleでの検索結果が表示されます。公式サイトがあるような施設では大抵は公式サイトが表示されます。

※宿を探す場合もこちらで探した方がより多く出てきます。

7.タイム計算について

想定ペースとトランジットの時間を入力することで、ゴールや任意の地点に到着するタイムや時刻を計算できます。

スタート時間は大会情報で登録した数字がデフォルトで入ります。ウェーブスタートでは自分のウェーブにあった時刻に変更してください。

通過時刻計算は任意のポイントを何時に通過するかを計算できます。対応しているのはバイクとランのみです。

通過ポイントは任意の時刻に何km地点を通過するか計算できます。こちらもバイクとランのみです。

当然ですが想定ペースはコース状況や当日のコンディションで大きく変わります。計算結果はあくまで目安と考えてください。

また制限時間は大会要項を参考にデータを入力していますが、

  • 種目毎に設定されていない大会
  • 変更になっている大会
  • コース途中の関門の制限時間しかデータが無い大会

もあります。そのあたりをよく確認して使用してください。

8.リザルト分析

リザルトから各種統計情報を表示します。現在実装している機能は次のようになります。

個人データ

リザルト一覧表から選択した個人のデータを表示します。

  • 偏差値の計算
  • 種目毎の平均ペース
  • 種目毎の順位(全体、年代別)
  • 順位変動グラフ

全体の統計データ

  • 年代別の平均タイム・平均ペース表
  • 種目別順位推移グラフ
  • 種目別順位/総合順位相関図
  • 種目別タイム分布
  • 完走者比率などの参加者情報

これからも順次グラフや他の統計値を追加していく予定です。