トライアスロンの大会には持っていくものがたくさんあります。それを毎回思い出しながら荷造りすると忘れ物があったり、購入する必要があったのに忘れていたり…となって慌てることになりかねません。そうならないためにチェックリストを用意しておくと便利です。この記事ではチェックリストを勝代するメリットや活用方法を説明していまあす。また、私がいつも使っていチェックリストをダウンロードできるようにしました。
チェックリストのメリット
わざわざチェックリストを作るのは面倒だと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、チェックリストを作ることで次のようなメリットがあります。
- うっかり忘れの防止
- 大会があるたびに何が必要か考える必要がなくなる
- 必要なモノを整理することができる
大会前はどうしても緊張して神経質になるので、できるだけ余計なことにメンタルを使いたくありませんが、忘れもがあるとメンタルにかなり大きなダメージを受けます。また荷造りであれこれ悩むことも時間とメンタルの両方でマイナスです。
「何が必要だったっけ?」と思い出すことから開放されるのは楽ですよ。今まで面倒で使ったことがない方もぜひダマされたと思って使ってみてください。
チェックリストの効果的な使い方
荷造り用のチェックリストは出発直前に使うと考えがちですが、それだともったいない。一番効果的な使い方は大会の2〜3週間前に一度確認するというものです。
気が早いと思うかも知れませんが、それぐらいの時期に一度チェックシートを見ると、うっかり忘れていた消耗品(補給食やワセリンなど)や交換が必要なパーツに気づくことができます。そういうものに限って在庫切れですぐに手に入らず慌てることになりがちですが、事前に気づいておけば余裕を持って準備できます。
初心者の方だけでなく、ベテランでもシーズン初レースの時は少し早めにチェックシートを確認するのがオススメです。
チェックシート配布中!
チェックシートは便利とはいえ自分で作るのは結構面倒くさいのも確かです。そこで、私が普段使っているチェックシートをダウンロードできるようにしました。ほとんどの環境で見ることができるPDF版と内容を編集できるExcel版の2つ用意したので、自分の環境にあった方をダウンロードして下さい。
※PDF版でも空欄を設けているので印刷後に手書きで項目を書き足すことは可能です。
使い方
トライナビ流チェックリストには下図のように4つのチェックボックスが用意されています。これはレース直前の荷造りだけでなく、2〜3週間ぐらい前から使うことも想定しているからです。
初心者の方や久しぶりに大会に参加する場合、2〜3週間前に一度必要なものを持っているか・持っていても問題がないかチェックしましょう。
購入する必要があるものには「購入」に、賞味期限や壊れたり破れたりして修理・交換が必要かどうか確認すべきものには「点検」にチェックを付けます。そして購入や点検が済んだら「完了」にチェックを入れます。
そうすることで、出発前夜の荷造り中に「ない!」と焦って探し回ることもなくなります。4つのチェックボックスを上手く使って忘れ物ゼロの大会にしましょう。
持ち物のポイントいろいろ
大会に持っていくものはショート、ロングといった距離や遠征スケジュールによって変わりますが、ダウンロードできるチェックシートでは全てに対応できるように少し多めで冗長なリストになっています。また、私が普段使っているものをリストアップしているのでひょっとすると「これは何のため?」と思う項目があるかも知れません。ですので、あなたの環境に合わせて取捨選択して使ってください。
あと、いくつか疑問が出そうな項目について簡単に説明しておきますね。説明していないものでも、「これ何に使うの?」と思う項目があればコメントで質問していただければお答えします。
水着・スイムキャップ
基本的に前日泳ぐ予定がなければ不要です。ロングの大会などで2,3日前から現地入りする場合はあった方がよいと思いますが、国内のショートの大会では必要性はほとんど無いと思います。また、スイムキャップはレース用は大会側で支給されますが、非常に寒い場合にスイムキャップを二重に被ると頭が温かいというワザもあります。
布テープ・ビニールテープ
例えばタイヤレーバーやスペアタイヤが振動で落ちないように止めたり、タイヤのバルブとホイールが当たってコンコン音が鳴るのを防ぐのに使ったり、補給食をフレームに貼り付けたりと創意工夫で色々使えます。あと、パーツが壊れて上手く固定できない場合に応急処置で取り付けるという使い方もできます。もちろん力がかかる部分はNGです。とにかく、いざというときに1個あると何かと役に立ちます。
ビニル手袋
これは主にスタート前にワセリンを塗ったり日焼け止めを塗るときに使います。手に日焼け止めやワセリンが付くとベタベタしてなかなか厄介です。手をすぐに洗えればよいですがそういかない場合もありますし、不注意でバイクハンドルやサングラス、スイムゴーグルに触ると厄介です。あと、バイクの分解組み立ての時にも手が汚れなくて便利です。
ちなみに私は仕事で使っているプラスティック手袋を使ってます。少々高いですがフィット感と作業性はとてもよいです。ただ、100円ショップでも1箱100枚入りを購入できます。フィット感はイマイチですがワセリンを塗るときだけ使うならそれでも十分です。
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ゴール後に履く履き物という意味で載せています。ゴール後は足が疲れていますし靴ずれなどで痛くてシューズが履けない場合もあります。そういう時のためにサンダルが一つあると便利です。
テーピング
私が持っていくのはキネシオテーピングという伸びるテーピングです。痛いところや不安がある場合はその補強に、そういう所がない場合でも腰やお尻には貼っています。貼り方は本を見て勉強した方がベターですが、基本的には気になる筋肉に沿って貼ればOKです。もしねんざなどで固定が必要な場合は伸びない普通のテーピングが必要になってきます。
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パーティウェア
これはアワードパーティ(表彰パーティ)のときに着る服という意味です。これは「仕事ができる人はなぜトライアスロンに挑むのか」という本に書いてあったのですが、こういうのも気にする心の余裕がある方がよいかなと思って入れてます(笑)。以前サイパンのレースに出たとき、確かに外国人の女性はアワードパーティで結構キレイな服装をしていたんですよね。とはいえ、パーティー慣れしていない日本人にとってパーティウェアといわれてもピンときませんよね。私は一応所属チームのTシャツということにしています。
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