先日、横浜トライアスロンから参加承認メールが届きました。
今回初めてエントリーしたのですが、競争率が高く参加できない人も多いと聞いていたので嬉しいです。今年は運がありますね、きっと(笑)
これで今シーズンの1レース目が決定です。それ以降はまだなにも考えていませんが出場できれば伊良湖にでるぐらいですかね。今のところミドル以上に出ることは考えていません。
とりあえず、今回初めて横浜トライアスロンに出場するので改めてどんな大会なのか調べてみました。何ごとも事前調査が大切ですからね。
横浜トライアスロンってどんな大会?
正式名称は「2018世界トライアスロンシリーズ横浜大会」ということで、世界トライアスロンシリーズの1つという位置づけで、公式サイトにも次のように掲載されています。
2009年に開港150周年記念事業として開催された「世界トライアスロンシリーズ横浜大会」は、来年で9回目の開催を迎え、いまや、横浜は東アジア唯一の世界トライアスロンシリーズ(大会)の開催都市です。
世界トライアスロンシリーズというのはITU(国際トライアスロン連合)が主催しているトライアスロンのシリーズ戦です。エリートの大会ですがそれに乗っかる形でエイジ向けの大会も開催されているというわけですね。
募集人数は次のようになります。
- オリンピックディスタンス:1,150名
- スプリントディスタンス:300名
- リレー:50組(150名)
- パラトライアスロン:40名
合計で1640名のアスリートが参加するということなので、非常に規模の大きな大会といえます。パラトライアスロンがあるのも特徴的ですね。
これだけ募集人数が多いにもかかわらず人気が高くエントリーは抽選です。
どれぐらいの競争率なのかわかりませんが、抽選に落ちたという話は私の周りでもよく聞きます。ある友人は毎年応募していて当選率は50%だといっていました。正確な倍率はわかりませんが、出場したいと思っても確実に出場できる大会でないことは確かです。日頃の行いがものをいいそうですね(笑)
ちなみにVIP待遇だったりツアー付きのエントリーがいくつか用意されており、先着順となっています。何が何でも出場したい人はエントリー開始日をねらってこちらをエントリーするのもありですね。
このように参加へのハードルがやや高い大会ですが、世界トップレベルの選手の走りを間近で見るチャンスはそうありません。出場できなくても見に行くだけでもよい経験になると思います。ご近所の方は是非見に行ってみてはいかがでしょうか?
距離やコースについて
距離はオリンピックとスプリントの2種類。世界トライアスロンシリーズと併催だけあって距離も変則的な距離ではなくキッチリとオリンピックディスタンスとなっています。
2017年のコースマップを見るとエリートとエイジではバイクもランもコースがかなり違いますが、どちらもほぼフラットなコースと考えて良さそうです。
スイムコース
スイムは三角形のコースを2周回。周回毎にいったん上陸する必要があるようです。
2017年に参加した人の話によると、波が結構高かったのと寒かったらしいです。5月中旬なので寒いのは覚悟していますが、港の中だから穏やかだという考えは甘いようです。
ウェットはもちろんフルスーツでいきます。寒がりなので5月の海にロングジョンで入る勇気はないです。
バイクコース
バイクコースは直角コーナーが多いです。埋め立て地や市街地で開催される大会ではどうしてもそうなってしまいますね。
1周回につき,直角以下のコーナーが15個、Uターンが2箇所、もっとも距離が長くスピードが出せそうな区間は首都高速と併走する区間ですが距離は1km程度しかありません。コーナーと加減速の多いテクニカルなコースといえます。
エリートコースはUターンはありませんが、コーナー数は20個ほどあります。ただ、スピードをだせる区間は長めに感じるので、どちらのコースが良いかは何とも言えませんね。
コースを見る限りはDHバーを持って巡航できる区間は限られており、コーナーも多いのでTTバイクよりロードバイクの方が走りやすいと言えそうです。とはいえ、私は今はレース用として使えるバイクはTTバイクしかもってないので、どんなコースでもTTバイクで参戦なんですけどね。
参加者が多くコースが混み合いそうなのでドラフティングや落車にも気をつけたいですね。
ランコース
ランは公園内を走るフラットなコースで走りやすそうです。景色もよさそう。こういうコースだと、天候が一番気になりますね。海沿いなだけに風が強そうですが果たしてどうなるやら?
ちなみに、毎年見に行っている知人によると「天気が悪いことが多い印象がある」というコメントをもらっています。う〜ん、暖かい春の陽気の中でレースとなって欲しいのですが2018年はどうでしょうねぇ。
去年のリザルトを分析
去年のリザルトをちょっと分析してみました。元グラフは2017年 世界トライアスロンシリーズ横浜大会 | tri-navi Rで見ることができます。
まず、全体的なタイム分布は次のようになります。
ラン・バイクは制限時間ギリギリの選手が一定数いるため右に長く伸びていますが、そこを無視すると平均値を中心に左右均等に近い分布になっています(バイク平均約83分、ラン平均約48分)。
一方で水泳は平均値(34分)よりも遅い人の比率が比率が高く、泳力がある人と無い人の差が大きく出た結果といえます。このことから当日のスイムの条件は悪かったことが想像できますね。
総合順位と各種目の順位をプロットしたグラフは次のようになります。
このグラフをみると、バイクが最も総合順位との相関が高そうです。バイクコースはフラットですがテクニカル&加減速が多いのでバイクの実力差が出やすいのかな。
この中で上位20名だけを抜き出すと次のようなグラフになります。
どうやら上位はランが一番順位に影響しているといえそうですね。逆にスイムは総合順位への影響が少なそうです。なんせ1位の渡邉 優介選手はスイムが45位、2位の栗原 正明選手はスイムが51位ですからね。
優先当選権について
年代別で5位以内に入ると来年の優先当選権がもらえるようです。私の年代だと2017年の場合は、2:11:11以上のタイムが必要でした。う〜ん、これは私の実力からすると困難なタイムですね・・・。
この大会での目標
最初は「優先当選権をめざしたいなぁ」と思ったのですが、2017年の様子を見ると到底無理そうな気持ちになりました(苦笑)
目標としてはタイム:2時間15分、順位:50番以内を目指してこれからトレーニングに取り組んでいきたいと思います。
あとは天候が良いことを祈るのみですね。寒くて風ビュービューという気象条件も覚悟して準備をしておいた方がよさそうですが、やっぱり晴れて暑いぐらいの中で競技したいです。果たしてどうなるやら。
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